試合評 第22節 vs 名古屋グランパス
J1 第22節 vs 名古屋グランパス (4/29)
結果 4 - 0 WIN
今回の注目ポイントは試合前、勝ち点3ポイント差の名古屋との天王山。守備の名古屋と攻撃の川崎の矛盾対決と注目されていました。スタメン発表でのサプライズは脇坂ではなく旗手をスタメンで使ったことと、小林がベンチ入りしていなかったこと。
いよいよ試合開始。予想とは裏腹に立ち上がり3分で先制しました。正直仕上がりは予想以上で、前半だけで3点はさすがに驚きました。相手キーパーが名手ランゲラックじゃなかったらあと2点ほどは取れたのではないかと思います。特筆すべき点は、山根選手が、名古屋の相馬選手の対応のためか、あまり攻めあがらずに守備に専念したこと。これがクリーンシートにつながったと思います。またスタメン抜擢の旗手の働きも今節の勝利につながりました。相手のギャップで受けてうまくさばき、リズムをつくっていました。
後半ではさすがの名古屋もきちんと修正してきて、ピンチもいくつかつくられました。それでも後半終盤に仕上げの遠野のゴールできっちりと試合を終わらすことができました。
<良かった点>
・選手どうしの距離感
・相手のブロック回避
・セットプレーでのゴール
・クリーンシート
<改善点>
・交代選手の働き(もう少しいいパフォーマンスをしないと、チャンスは減るかも)
個人的、今節MVPは背番号47 旗手怜央選手です!
正直、今日は出来すぎなくらいでした。次の試合は(5/4)第12節 vs名古屋グランパスです。この名古屋2連戦を2連勝で乗り切れるよう、一緒に応援しましょう!
好きな選手紹介 ♯1
川崎フロンターレのなかで僕が好きな選手を紹介していきます。 第一回は 背番号25 田中 碧 選手です。
ゲキサカ
いまではサッカーファンのだれもが知る存在となりましたが、まだ22歳の逸材。まだまだ成長し続けており、フロンターレ、日本の期待の星です。
チームの中で頭角を見せ始めたのは2019シーズン。当時は主にアンカーとしてプレーしていました。その後4-3-3のシステム導入により、2020シーズンにはポジションを一列あげ、インサイドハーフとしてプレーし、シーズン2冠に貢献しました。
そんな彼の特長を挙げると、
- 走力
- キック精度
- ボールコントロール
- 広い視野
- パンチ力のあるシュート
- 守備力
などがあります。試合終盤になってもプレー強度を落とさないため、連戦がつづくシーズンでもフル稼働できています。自陣のペナルティーエリアから相手陣地のペナルティーエリアまでを主戦場とする、いわゆる「ボックストゥボックス」の体現者であり、現代的MFの象徴です。今後はA代表や海外移籍の可能性も高くなってくると思われ、フロンターレのサックスブルーのユニフォームを着てプレーしている姿を見ていられるのもそう長くないかもしれませんね。今シーズンも最高のプレーを期待しています!